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産地 :
イスファハン、ペルシア中央部
(シュレシ工房)
サイズ : 200×143 cm
素材(パイル) : ウール
年代 : 20世紀中期 |
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この絨毯は極めて細い糸で織りあげている。裏から見たパイル糸の結びの大きさは僅か0.5mu程度。この緻密な織りがフィールド(絨毯の主画面)を埋め尽くす繊細な植物文様を描き出している。枝分かれしつつ、旋回を繰り返して無限に広がっていく蔓草文様は多くの絨毯に見られるような4分割の反復や反転、回転のデザイン構成をとっていない。個々の文様をみていくと、蔓草の螺旋の動きに呼応して花房やギザギザとした長葉形の文様はカーブを描き、また動きのない円花文や「パルメット」(棕櫚(しゅろ))文様は蔓の分岐を華麗に彩っている。こうした蔓草文様は16世紀のサファヴィー朝の絨毯にもみられる表現である。また豪華なパルメット文様は、同王朝の名君、アッバースの名を冠し「シャー・アッバース文様」と呼ばれている。 |