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イベントレポート
08年度 春季展
 
春季展 イベントレポート

演奏会  
・日時 2008年5月18日(日)午後2時から
・演奏 サントゥール奏者 プーリー・アナビアン 氏
・テーマ 「ペルシャ・クラシックの魅力」
   
5月18日(日)午後2時、演奏会が始まりました。
演奏会場の白鶴美術館事務棟2階集会室(椅子約70席)は、立見のお客様が出るほどの盛況でした。
古代アケメネス朝ペルシャ帝国の遺跡・ペルセポリスイランのペルセポリスの遺跡をスクリーンに映し出し、それをバックにプーリー・アナビアンさんと河村真衣さん(プーリー・アナビアンさんに師事)による、打弦楽器・サントゥールの演奏「ペルシャの四季」が始まりました。
僅か1.5グラムの2本の撥が、72本の金属弦から、時には繊細な音色、時には力強い響きを生み出し、聴衆の皆様をペルシャへと誘います。
開演を告げる短い演奏の後、ダリア・アナビアンさん(プーリーさんの娘さん)によります、スライド・ショーが行われました。多くの美しい画像を見ながら、ダリアさんのユーモアを交えた関西弁の語りが続きます。古代ペルシャの遺跡、イスラム教のモスク、現代イランの自然や街の様子、バザールや遊牧民のテント、建築や絨毯等の美術作品が映し出されました。
会場の皆様は、古代ペルシャに思いを馳せ、或いは、現代のイランの状況に関心を向けられていました。
スライド・ショーの後、改めて「ペルシャの四季」が演奏され、心地よい春の風を感じながらお二人の熱演に聞き惚れ、約1時間の演奏会があっと言う間に終了致しました。
 
写真1
写真2
写真3
 
 
演奏者プーリー・アナビアン氏 プロフィール(アナビアン公式ウェブサイトをもとに作成)
イランのテヘランに生まれ、5歳の時、サントゥール奏者として舞台に立ち、以後、イランでの放送やコンサートに数多く出演。
イラン国立テヘラン大学音楽部ピアノ科を卒業。
1972年来日、1982年から大阪音楽大学で、イランの伝統楽器サントゥールの演奏を指導、現在に至る。
NHKドラマ「壬生の恋歌」(1983年)の主題歌演奏をはじめ、みんなのうたの「イランの子守歌」やFM番組などに出演。
NHK文化センターの公開講座「シルクロードの音楽」のレクチャーコンサートなど、日本全国各地で700回以上の演奏を行う。
浜松市楽器博物館の中東部門・プロデューサーとしても活躍。
1993年、「アジア博物館・井上靖記念館」(鳥取県米子市)の設立(主に「ペルシャ錦」関連)に携わる。
現在、大阪音楽大学講師、大阪青少年センター講師。
   
更に、日本とイランの間の幅広い文化交流を担う第一人者として、NICE (Nippon Iran Cultural Exchange 日本イラン文化交流) SocietyをHNKプロデューサー、薬師寺管長らと結成し、副代表を務める。その活動の一環として、毎年イランから芸術家を招聘。例えば、ペルシャ書道と日本書道の合同展示会の開催、また、イランのアゼルバイジャン地方の民族舞踊やペルシャの伝統的な楽器を紹介するため、イラン国立放送管弦楽団を始めとして、様々なイランの文化団体を招き、紹介した。日本からは大阪音楽大学のサントゥール教室の生徒6名を派遣し、イラン国立文化ホールで日本人として初めてサントゥールの演奏を披露した。浴衣姿での演奏はテヘランの新聞で大きく報道された。
   
   

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